Laravel製のOSSミュージック ストリーミング サーバー「koel」

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正しくインストールされ、ログインするとダッシュボードページにジャンプし、
ここで再生やプレイリストなどの様々なことが出来ます。

ダッシュボード画面


音楽のインポート

音楽ファイルのインポートは”Setting”から行います。

音楽ファイルを格納するフォルダはデフォルトでは決まっておらず、
プロジェクトルートに"songs"というフォルダ作成しました。

scanボタンを押すとsongsフォルダを参照され、音楽ファイルのインポートが開始されます。

デフォルトでサポートされている音楽ファイルは "mp3"と"ogg"の二種類ですが、
m4a形式等の他の形式の音楽ファイルをインポートしたい場合は
app/Services/Media.phpの49行目、”$files”内のfilter を編集します。
( ブラウザ側がサポートしてない形式だと再生は出来ません )

//デフォルト
$files = Finder::create()->files()->name('/\.(mp3|ogg)$/')->in($path);

//以下の様に変更
$files = Finder::create()->files()->name('/\.(mp3|ogg|m4a)$/')->in($path);


試しに何曲かsongsフォルダにファイルをいれてみましたが、日本語も問題なく表示されました。

インポートされたファイルをクリックすると、音楽の再生が開始されます。
( Webブラウザを通して、音楽が再生されます )

音楽ファイルは、アーティスト別、ソング別、アルバム別でソートすることも可能で、
検索をしたり、プレイリストを作成することも出来ます。

また、adminアカウントはユーザーを追加したり、音楽ファイルをインポートすることが可能です。

gravatarにも対応していて、利用しているとアイコンが表示されます


Summary

ソースコードをザックリと見てみましたが、
バックエンドはLaravel、フロントエンド側は認証部分を除いて、ほとんどvue.jsで作成されており、
シンプルな実装になっているので、カスタマイズも容易だと思います。

パーソナル ストリーミング サーバーを謳っていますが、
他店舗展開しているアパレルや 飲食店などで、
「店内に流れるミュージックを統一したい時に使うと面白そうだな〜」という印象を受けました。

koelはリリースされて間もないので、
koel側から音楽をインポートする機能は実装されていませんが
今後のアップデートで実装されるかもしれませんね!
( Laravelのelfinderプラグイン等を導入するば音楽ファイルアップデート機能作成も難しくないと思います )

「面白そうだな!」と思った人はゼヒ×2チェックしてみてください!

koel

 

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プログラミング

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