Laravelフレームワークには様々なプラグインがありますが、
その中で特に人気のプラグインの一つが「Intervention Image」です。
このライブラリは画像を操作するプラグインで、画像のリサイズや切り抜き、
エフェクトをかけたり等 様々なことが出来ます。
ドキュメントにはAPIの使い方が詳しく記載されているのですが、
画像を扱うライブラリなので、どの様に作用するかは実際試してみないとイメージが掴みづらいと思います。
そこで、今回はこのプラグインで どの様なエフェクトが利用出来るかを紹介していきます。
インストール
composerコマンドを使ってインストールします。
composer.jsonが置いてあるディレクトリ上で下記のコマンドを打てばインストールが開始されます。
composer require intervention/image
Laravelフレームワークで使う場合、config/app.php内にProviderとFacadeを登録します。
// $providersのarray内に追加
'Intervention\Image\ImageServiceProvider',
// PHP 5.5以上なら下記の書き方も可能
Intervention\Image\ImageServiceProvider::class,
// $aliasesのarray内に追加
'Image' => 'Intervention\Image\Facades\Image'
// php 5.5以上なら下記の書き方も可能
'Image' => Intervention\Image\Facades\Image::class
その後コマンドライン上で下のコマンドを叩けば
configフォルダ内にimage.phpという設定ファイルが作成されます。
$ php artisan vendor:publish --provider="Intervention\Image\ImageServiceProviderLaravel5"
これでLaravelフレームワークでのインストールは完了です。
Facadeを登録しているのでクラスをインスタンス化することなく呼び出しが可能です。
Image::make(public_path('img.jpg'))
->resize(300, 200)
->save('/public/new.jpg';
また、Laravel以外で使う場合は下記になります。
// Imageパッケージのインポート
use Intervention\Image\ImageManagerStatic as Image;
// driverの設定 デフォルトではGDを使うので、ImageMaigicを使う場合は設定します
Image::configure(['driver' => 'imagick']);
// Laravel以外では下のように呼び出せます
$image = Image::make('public/img.jpg')
->resize(300, 200)
->save('/public/new.jpg';
これでIntervention Imageの導入は完了です。
次のページでは実際にどのようなエフェクトが使えるか紹介します。