Visual Studio Codeで、かんばんボードが使えるプラグイン「Kanban」の紹介です。
" かんばんボード " と聞くと広告を掲載するボードのように聞こますが、
ソフトウエア開発では、「"タスク"、"進行中"、" テスト "、" 終了 "」 などの工程や進捗情報を管理、可視化する方法の一つとして表現されたりします。

かんばんボードが使える有名なサービスの一つに " Trello " が挙げられますが、手軽にプロジェクト内でかんばんボード機能が 使える VIsual Studio Code用のプラグインが「Kanban」です。
- VS Code 上で " TODO ", " Progress ", " Testing " などの工程を管理する かんばんボード機能が使えるようになります

kanbanのインストールには、vscodeのプラグインタブから ' kanban
'と検索する他、コマンドライン上から ' ext
' コマンドを使っても導入できます。
#コマンドライン上からインストール
ext install vscode-kanban
プラグインのインストールがすめば、、コマンドパレット上から " Kanban
" コマンドを実行すると、カンバンボードが作成されます。

作成された かんばんボード は プロジェクト上の ' .vocode ' フォルダ内の ' vscode-kanban.json
' ファイルとして作成されるので、VS Code本体に保存されず、プロジェクト単位でタスク管理ができます。
Kanbanの使い方はとても簡単で、各タスクの上部の ' +
' ボタンを押すとタスクが追加できます。
各タスクごとに ' short description
' (簡単な説明) と ' detail
' (詳細)を入力でき、それらは Markdown で記述することが出来ます。
( Reference メニューからは タスク同士の関係を紐付けることができます )

その他にも、タスクの表示絞るfilter機能、detail内にダイアグラムを記述、CSSファイルを編集してタスクの色を変更するなどの機能も備わっています。

Kanban は 個人単位のタスクの管理をするのに打って付けのプラグインだと感じました。
使い方も簡単で、毎日のタスクを管理するのに重宝すると思うので、Visual Studio Code をお使いのデベロッパーさんは是非チェックしてみてください。
Kanban - Visual Studio Marketplace