Markdownでテーブルを書く時に便利なAtomエディタプラグイン「markdown-table-editor」の紹介です。
Markdownはシンプルな構文で文集を作成出来る書式ですが、難しさの1つにテーブルを書く構文があります。
少ない列だと問題は感じませんが Row(横列) や Column(縦列) が多くなってくると、見通しが悪くなり、何処を編集しているのかわからなくなる事も珍しくありません。
そんな Markdownのテーブル作成を楽にしてくれる Atomエディタ用のプラグインが 「markdown-table-editor」です。
- Markdownのテーブル構文を自動補完してくれ、スラスラとテーブルが書けるように補助してくれます

このプラグインの導入は、プラグイン検索画面から ' markdown-table-editor
' と検索するか、コマンドライン上から下記のapmコマンドを使っても導入可能です。
# コマンドライン上からインストール
apm install markdown-table-editor
markdown-table-editorの使い方はとても簡単で、 パイプラインMadkdownのテーブル構文の ' |
' を入力すれば、自動補完が開始され すぐに使い始めることが出来ます。

また、markdown-table-editorには テーブルの入力補完以外にもテーブルの編集に役立つコマンドが用意されています。例えば、既にあるテーブルのColumn(縦列)を削除したり、新しく追加や移動なども簡単に行うことができます。

用意されているショートカットキーやコマンドの一覧
( * コマンド名は ' Markdown Table Editor :
' から始まります )
コマンド名 | アクション | ショートカットキー |
---|---|---|
Next Cell | 次のセルに移動 | tab |
Previous Cell | 一つ前のセルに移動 | shift + tab |
Next Row | 新しい横列に移動 | enter |
Escape | テーブルから移動 | escape |
Format | Markdownを整形 | |
Format All | Markdownファイル内のテーブル全てのテーブルを整形 | |
Align Left | 左側に揃える | |
Align Right | 右側に揃える | |
Align Center | 中央に揃える | |
Align None | 整形を破棄 | |
Select Cell | セル内のコンテンツを選択 | |
Move Left | セルを左側に移動 | |
Move Right | セルを右側に移動 | |
Move Up | セルを上に移動 | |
Move Down | セルを下に移動 | |
Insert Row | 空の列を追加 | |
Delete Row | 列を削除 | |
Move Row Up | 列を上に移動 | |
Move Row Down | 列を下に移動 | |
Insert Column | 新しい空の縦列を追加 | |
Delete Column | 縦列を削除 | |
Move Column Left | 縦列を左に移動 | |
Move Column Right | 縦列を右に移動 | |
Move Column Left | 縦列を左に移動 |
Atom Packages : markdown-table-editor
以上が markdown-table-editorの紹介でした。テーブル作成から、既にあるテーブルの細かい編集まで、 Markdownファイルのテーブル作成が楽になりそうです。