Atomエディタでインストールしているプラグインのバックアップを取る



Atomエディタにインストールしているプラグインをバックアップ、復元する方法の紹介です。

頻度はあまり高くないですが、Atomのインストールをバックアップ、別環境に移したい時があります。

考えられる理由は Atom本体をインストールし直す時、プラグインの挙動がおかしくて再インストールする時、その他には 別のコンピューターで同じAtomの環境(プラグイン)を構築したい時でしょうか。

そのような時の為に 簡単に プラグインのバックアップ、リストア(復元) をする方法の紹介です。

プラグインのバックアップ

Atomには ' apm ' という Atomエディタ専用のコマンドが用意されており、それを使いって進めていきます。

 コマンドライン上で ' apm list ' コマンドを叩くと現在インストールされている ( ' .atomフォルダ内 ' ) プラグインをリスト表示されるので、オプションを使用し、ファイルに書き出します。

# 'plugins.list' というファイル名で インストールされているプラグインを書き出し
apm list --installed --bare > plugins.list


これだけでバックアップは完了です。

# 上のコマンドで書き出したplugsins.listの中身 *環境により変わります
Stylus@3.2.0
Sublime-Style-Column-Selection@1.7.4
advanced-open-file@0.16.8
atom-beautify@0.33.1
atom-live-server@2.3.0
autocomplete-marko@2.0.0
autocomplete-modules@2.2.0
busy-signal@1.4.3
emmet@2.4.3
file-icons@2.1.24
fonts@3.1.0
goto-definition@1.3.4
gruvbox-plus-syntax@1.3.1
hey-pane@1.1.0
highlight-bad-chars@1.2.0
.. goes on ..

 

バックアップを取ったプラグインを復元

プラグインの復元には ' install ' コマンドを使います。

バックアップファイルがあるディレクトリ上からコマンドラインで ' apm install --packages-file バックアップファイル名 ' を叩くと、バックアップファイル内のプラグインが一括でインストールされます。

また、' project-manager ' などを、プラグイン固有の設定は反映されないので注意が必要です。

# 'plugins.list'に記載されているプラグインを一括インストール
apm install --packages-file plugins.list


Summary

 以上が Atomエディタにインストールされているプラグインのバックアップ、プラグインの復元方法でした。Atomエディタに備わっている機能を使うので 専用のプラグインをインストールする必要もありまん。

' setting ' からプラグインを1つ1つ インストールする必要もないので、以前と同じAtomエディタの環境を揃えたい時には重宝しそうです。

参照元 :  How to backup all your settings? - support - Atom Discussion

 

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プログラミング

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