ライブラリをnpmに登録する前に 名付けたいパッケージ名が利用可能か調べるコマンドラインツール「npm-name-cli」の紹介です。
npm は javascript用のパッケージマネージャーで ライブラリの導入・削除、依存関係の管理などで フロントエンド、バックエンドを問わず幅広く利用されています。
しかしながら、多くのパッケージがホスティングされているため、新たに登録するとなると、パッケージ名が既に登録済みという状況がよくあります。
( * 2018年現在で65万以上のパッケージがホスティングされています )
そんな時に使えるユニークなコマンドラインツールが「npm-name-cli」です。
- npmへ登録するパッケージ名が利用可能かチェックできます

npm-name-cli は ' npm
' をコマンド使って導入します。グローバル環境にインストールするので、環境によっては ' sudo
' が必要になることもあります。
( * インストールが完了されると、 ' npm-name
' コマンドが使えるようになります )
# npmコマンドでグローバル環境へインストール
npm i -g npm-name-cli
npm-name-cli の使い方は コマンドライン上で " npm-name 調べたいパッケージ名
" を入力すると結果が返ってきます。
例えば、 ' lodash
' で検索すると、既に lodash.js が存在するので、利用が出来ない " unavailable
" の結果が返ってきます。
lodash
' で検索した結果 
続いて、' lodash-custom ' というパッケージ名で検索すると、利用が可能な ' available
' の結果が返ってきました。
lodash-custom
' で検索した結果 
以上が npm-name-cli の紹介でした。これから javascript用のパッケージを公開予定 || ライブラリのパッケージ名で悩んでいる人は、' npm publish
' コマンドを実行する前に使ってみるのも良いかもしれません。
GitHub : sindresorhus/npm-name-cli