GitHubレポジトリ内のコードが見やすくなる Google Chromeプラグイン「module-linker」の紹介です。
GitHubには オープンソースの中心と言っていほど 沢山のコード & プロジェクトが
ホスティングされており、レポジトリ内のコードを閲覧する機会も多いのではないでしょうか。
コードが閲覧出来るのは便利ですが、よほど小さくない限り
外部ファイルやライブラリを読み込んでいるので コード全体に目を通すとなると
ライブラリの検索したり、ページを戻ったりで手間が掛かってしまいます。
そのような二度手間、三度手間を解消してくれそうなChromeプラグインが「module-linker
」です。
- GitHub上のソースコードのページで、外部からインポートしているライブラリのレポジトリ・API ページに 1クリックでアクセスできる

module-linkerは こちらのChromeウェブストアのページから入手できます。
プラグインを導入しても ' * GitHub Access Token
' を登録しないと使うことはでないので、
こちらのGitHubのページから、Access Tokenの作成を行います。
( * GitHubアカウントが必要になります )
moduler-chrome-extension'
という名でアクセストークンを作成してみました 
GitHub Access Token
'を入力すれば登録は完了です 
module-linerはGitHubのソースコードのページを開けば自動的に適応されます。
また、執筆時点では13のプログラミング言語に対応。

* 対応しているプログラミング言語
- Python
- PHP ('composer.json
'内に記述されている外部ライブラリに対応 )
- Nim
- Dart ('.dart
', 'pubspec.yaml
'に対応 )
- Rust ('.rs
', 'Cargo.toml
' に対応 )
- Javascript ('.js
', '.jsx
', '.coffee
', '.ts
', 'package.json
' ファイルに対応)
- Ruby ('.rb
', 'Rakefile
', 'Gemfile
'内に記述されているライブラリに対応)
- Crystal ( '.cr
','shard.yml
'に対応 )
- Julia
- Go
- Haskell ('.hs
'内のモジュール, 'stack.yaml
'に記述されているパッケージに対応 )
- Elm ('.elm
'内のモジュール, 'elm-package.json
'に記述されているパッケージに対応 )
- PureScript
高機能なIDE( Visual Studioなどのテキストエディタ)に見られる
'関数'や'クラス'をクリックしてジャンプするのではなく、
'import
'や'require
'などのモジュール読み込み関数を通じてリンクが作成されます。
( - PHPの'use
'メソッド ( namespace ) などからはリンクが作成されません
- 相対パスで読み込んでいるファイルもリンクが作成されます
)
以上が module-linker の紹介でした。
今回はGoogle Chrome用のmodule-linkerを紹介しましたが、
Firefox用のプラグインも用意されています。
また、GitHubエンタープライズ上にコードをホスティングしているプロジェクトであれば、
ソースレビューが楽になりそうです。
コードのボリュームが大きいほど 役に立つプラグインなので、気になった人はゼヒ×2チェックしてください!
GitHub : fiatjaf/module-linker