プロセスを終了させる時に便利なコマンドラインツール「fkill-cli」の紹介です。
アプリケーションが反応しなくて終了させると時、
Windowsなら"タスクマネージャー
"を開いて強制終了、Macなら"アクティビティモニタ
"。
Linuxでプロセスを終了させる時は ターミナル上から
"ps OPTION | grep PROCESS
" で検索して "kill ID
"の人も多いのではないでしょうか。
アプリケーションを終了させる時は 上記の様な方法が一般的ですが、
もう少し楽にプロセスを終了させる事が出来るコマンドラインツールが「fkill-cli」です。
fkill-cliを使えば、驚くほど早く 簡単にプロセスを終了させることが出来ます。

fkill-cliは node.jsで作られているコマンドラインツールなので npm
コマンドを使ってインストールします。
( * 事前に node.js + npm がインストールされている必用があります )
# npmコマンドを使ってインストール
npm install --global fkill-cli
fkill-cliの使い方はシンプルで コマンドライン上で'fkill
'コマンドを実行するだけです。
fkillコマンドを叩くと動いているプロセスの一覧が表示されます。

また、動いているアプリケーションをキーワードで絞り込む事も可能です。
# 動いているアプリケーションで絞り込む場合
➜ ~ fkill
? Running processes: yourKEYWORD
Safari
' で検索 
# その他に用意されているコマンド
# プロセスIDベースで終了
fkill 1337
# アプリケーション名で終了
fkill Safari
# プロセスIDと,アプリケーション名で終了させる場合
fkill 1337 Safari
* 実際に自身の環境でfkill-cliを使ってみた動画
以上がfkill-cliの紹介でした。
fkill-cliはWindows, Mac, Linuxのマルチプラットフォームでの動作がサポートされています。
また、node.jsから使えるmodule版も用意されています。
( GitHub : sindresorhus/fkill )
コマンドラインで操作する Linuxサーバーで
バックグラウンドで動いているプロセスを終了させたい時などには凄く重宝しそうです。
サーバー管理者さんに特にオススメ出来るので、ぜひ×2チェックしてみてください!
GitHub : sindresorhus/fkill-cli