CSVをHTMLのテーブルに変換してくれるコマンドラインツール「csvtotable」の紹介です。
csvtotableで出来ること
- CSVファイルをHTMLのページ (テーブル) に変換できる
* csvtotableで発行されたHTMLページ

csvtotableのインストール
csvtotableは Pythonで開発されているコマンドラインツールなので、pip
コマンドを使ってインストールします。インストールが完了すると ' csvtotable
' コマンドが使えるようになります。
# pipコマンドでインストール
pip install csvtotable # pip3 install csvtotable
csvtotableの使い方
csvtotableの操作は簡単で、コマンドと僅かなオプションを覚えればすぐに使えます。
# csvtotable 読み込むCSVファイル 発行するhtmlファイル名
csvtotable input.csv output.html
# 上記の場合 input.csvファイルを読み込み、 output.htmlファイルが作成されます
# 用意されているオプション
-c # タイトル
-d # 区切り文字 : デフォルト: ','
-q # クォート文字 : デフォルト: '|'
# 下の画像を例にした場合
csvtotable tags.csv tag.html -c Tagデータ
* csvtotableを使って このサイトで使っているDBのテーブルデータを htmlテーブルに変換してみました。
発行されたHTMLテーブルにはクリックでソート、絞り込み、ページネーション機能がデフォルトで備わっています
発行されたHTMLテーブルにはクリックでソート、絞り込み、ページネーション機能がデフォルトで備わっています

* htmlファイルとして発行されるので、データ内に' htmlタグ ' が混ざっているCSVでは正しく表示されません
Summary
以上が csvtotable の紹介でした。閲覧のみの機能なので、データ変更をしたくないない CSVのデータを確認したい時に利用すると便利そうです。
GitHub : vividvilla/csvtotable