AtomエディタでCSVファイルを編集する時に便利なプラグイン「tablr」の紹介です。
CSVとはデータを ' , ' (カンマ)で句切られたテキストファイルです。
# csvのサンプル
a1, b1, c1, d1, e1, f1
a2, b2, c2, d2, e2, f2
a3, b3, c3, d3, e3, f3
a4, b4, c4, d4, e4, f4
...
IT系の仕事をしている人以外に CSVファイルは馴染みがないと思いますが、DBのデータのインポートやエクスポートの時に使ったりするので割と身近な物です。
CSVファイルの閲覧や編集をする時に エクセルやOpenOffice等を使うと スプリットシート形式に表示されてるので、上記のソフト使っている人が多いのではないでしょうか。
通常のテキストエディタでCSVファイルを開くと、下記のように可視性が0に等しいので、データ数が多いと管理どころの話しではありません。それが編集する必要があるファイルだと、下手に触ると危険なことも、、

そんなCSVファイルをAtomエディタで便利に使えるプラグインが「tublr」です。
tablrを導入すると、CSVファイルをエクセルの様にスプリットシート形式に表示、編集ができるようになります!

tablrの導入はSetting -> installから' tablr
'と入力して検索してインストールするか、コマンドライン上からapmコマンドを使ってインストールできます。
# apmコマンドを使ってのインストールする場合
apm install tablr
tablrを導入した状態でCSVファイルを開くと、最初にメニュー画面が出るようになります。
' Open Table Editor 'ボタンを押して開くと、スプリットシート形式で、 ' Open Text Editor 'ボタンを押して開くと、通常のカンマで句切られた形式でファイルが開かれます。

日本語の取り扱いにあたって 文字コードが心配になるところですが "EUC-JP", "Shift-JIS"にも対応しています。その他にも区切り文字の設定、1行目をカラム名したりなど、基本的なことは問題なく出来ます。
バックアップでDBのターブルファイルをCSV形式にエクスポートすることも珍しくありませが、サイズが大きなCSVファイルでも問題なく開くことができました。

その他にも、昇順降順で並び替え、枠幅の自動調整、一行目を列名にするなどの機能も備わっています。
( tsvファイルの編集も同様に対応しています )
以上がtablrの紹介でした。
" プロジェクトで、クライアントからエクセルデータを貰って、それをcsvにしてDBに一括登録。。" なんてことは よくあることなので、役立つ機会も多いと思います。
気になった方はゼヒ×2チェックしてみてください!
GitHub: abe33/atom-tablr