次世代のホームロボット「Aido」



ロボットが進化していることはなんとなく知っていましたが、ここまで進んでたんですね。

今までのロボットと言えば製造業等の工業用途が多いイメージがありましたが、お掃除ロボットのルンバが販売されたぐらいから私達の身の回りでもロボットが少し身近になりました。

ソフトバンクがPepperを発表したぐらいから「ロボットが喋るんだ!」という感じになりました。

次は「ロボットが家にいるんだ〜」っと思わせてくれそうなロボットが"Aido"です。


AidoはPepperの様なヒューマノイド型というよりも、よりロボットらしい外観をしており、"ホームロボット"という位置付けなので家で活動するのに最適な機能が搭載されていいます。

ザックリと言うとアシスタントロボットと言った感じではないでしょうか。

時代のニーズにも合わせており、iPhone, Androidから本体にアクセスして操作することも可能です。

 6つのマイクが搭載されていて音声認識ができます。また、モニターが顔の役割をしているようです。 

移動はバランスボール型。カメラは合計4つ搭載されており、障害物も認識して避けることができます 

オプションでプロジェクターが用意されており、エンターテイメント要素もたっぷりです。勿論スピーカーも本体に搭載。

登録されている顔も識別されます 

自宅のホームセキュリティーと接続することも出来るそうです( 恐らく監視カメラでしょうか )

家の中をエスコートすることも。また家の中を巡回して防犯効果も期待できそうです。 

プロジェクター搭載しているので、Webサイトを開くこともできます。(Facebookのページにアクセスして写真やビデオをそのままアップロードすることも) 

外出先からスマホ経由でリモートアクセスすることも。小さいお子さんやペットが気になる人に重宝しそうですね。 

上記の機能はほんの一例。

AidoはカスタマイズされたLinuxディストリビューション、Ubuntu ( OpenAido )とAndroid( v5.0 )を搭載している珍しいハイブリッド構成となっています。
( * ソフトバンクのPepperはGentooベースのNAOqi )

勿論のこと、Androidアプリをgoogle playストアからダウンロード・インストール出来ます。全てのAndroidアプリケーションが動くみたいです。

また、Aidoの本体アプリを開発する為のSDKも用意されています。
( 本体のAPIはC++ or Pythonで提供されています。 リンク: Aido SDK )

ハードウエアのスペックもかなり面白い構成になっており、物理CUPが合計3つ搭載されていたりします。

* Aidoのスペック表

* (基板の一部) 本体の一部にRaspberry PIが使われている様です。

Aidoは現在は先行販売中でお値段は$549 〜 (USD) とロボットとしては手頃な価格になっています。
( 日本への発送も可能で、その他オプションも用意されています。* 2016年10月 発送開始予定 )

先行販売中の為、現在のところ日本語の音声認識は出来ないと思いますが今後は多言語化がサポートされるかもしれませんね。

「21世紀だな〜」と感じさせてくれるロボットの紹介でした。気になった人はゼヒ×2チェックしてください!

Aido: Next Gen Home Robot

 

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